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引越し日は仏滅を避けた方がよい?

引越しの際に気にするべき?六曜の考え方

新生活を気持ち良くスタートするために、古くから伝わる考え方として知られているのが、六曜の考え方です。
いわゆる、大安や仏滅のことを指しますが、この考え方は全部で6つあり、それぞれが巡っていくことで、その日の傾向、考え方が決められています。

六曜では、旧暦の1月1日に先勝からスタートし、友引、先負、仏滅、大安、赤口という順に、くるくると巡っていくのが特徴です。
赤口まで達したらまた先勝に戻る、6つの考え方として知られています。

それぞれの日程に意味があり、大安は何かを始めるのに最も適した日、仏滅は何をするにも適さない日、というように、意味を持っているのが特徴です。
他にも、先勝は午前中は吉で午後は凶、友引はお昼以外は吉、先負は午後は大吉、赤口は正午のみ吉で後は凶、というように決められています。
こうした六曜の考え方に合わせて引越しの時間帯を決めるという方も多く、その時間帯は自然と、引越しの依頼が増えやすい傾向にあるでしょう。

特に大安の場合は、1日中ハッピーデーの傾向にありますので、結婚式などのめでたいお祝い事に選ばれる傾向にあります。
近年ではこの考え方も減少しつつありますが、こうした慣わしを気にする場合は、六曜をチェックした上で引越しの日を決めると良いでしょう。

仏滅は割引されていることも

仏滅は六曜的にはあまり良い日ではありませんが、そんな考え方を逆手にとって、仏滅の日はあえて引越し代金を安くしていると言う業者もあります。
繁忙期などは六曜はあまり関係無く毎日のように依頼が飛び交いますが、閑散期の場合は特に、あえて仏滅に依頼をしようという方も少ないため、出来るだけお客さまを呼び寄せるために、こうした取り組みを行っている業者も多いのです。

仏滅に限らず、その他の日程でも、大安以外の部分は、時間帯で割り引きに応じている所も有ります。
午前中が不運とされている先負では、午前中の引越しのみ割引対象としているなど、六曜の考え方を逆手にとって、時間帯限定で割引を設けている所も多いのです。
六曜の考え方をあまり気にしないという方であれば、こうしたお得な割引プランを利用して、お安く引越しを済ませてしまうと良いでしょう。

勿論気にする方の場合は、値段よりも六曜の考え方を優先することが大切です。
新生活をスタートする上で、最初からケチがついてしまう事が無いように、引越しの日取りを決める際に、六曜の考え方を積極的に取入れてみましょう。
ただし、大安はどうしても人気がありますので、ある程度早めに予約をしないとなかなか取れない可能性があります。